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Wednesday, May 20, 2020

暗黒大陸と呼ばれるアフリカでなぜFintechスタートアップ「HAKKI AFRICA」は創業をしたか? - PR TIMES

2019年3月。

アフリカの大地で、古くからの金融体制を劇的に変えるであろう新興企業が誕生する。

HAKKI AFRICAと名付けられたスタートアップは、そう簡単な船出ではありませんでした。

点在する情報をかき集め、法人設立まで漕ぎ着けるのにも数ヶ月。

マニュアルの存在しない入出国管理局の対応に追われ、

現地市場調査すらも始められないまま、拠点を移してから1年が経過していきました。

スタートアップにおける1年はそう簡単に片付けられる話ではありません。

ましてや、外国人としてビザに限りがある中でポレポレの精神(スワヒリ語でゆっくりゆっくりという意味)で対応されると、多くの起業家が挑戦した挙句、撤退を余儀なくされた大陸だという話は自らの身にも現実味を帯びて迫ってきます。

ようやく始めた事業立案でも、現地人との感覚の違いに戸惑う事も多かったです。人からモノを買っても、後払いで逃げる事は当たり前。

騙される側に立つか、騙す側に回るか。

倫理観という事よりも、自分の身を守るという事において彼らの一部の意思決定はある意味合理的なのかもしれません。

そんな中でも、金融の事業を選んだのは、むしろこのような逆風があったからとも言えます。

相手を信用できる環境が基盤として存在する日本とは真逆で、

アフリカの取引では、まず相手の信用度を測る事から始めます。

そのコストが高いがために、民間の事業融資は金利が驚くほど高く、小規模事業者は自身の信用の証明ができずに、事業を大きくする事は限りなく可能性が低い事でした。

弊社はそんな状況を変えるべく、

信用データの存在しない小規模事業者へ実際に小口融資をし、事業取引の情報を全てデータ化し、スコアリング化する事で小規模事業者の信用度を数値化する事に成功しました。

ただ、このデータは従来公表される事なく自社内で使う事が世界標準の考え方でしたが、弊社ではこれを多くの事業者が事業取引時に相手の信用度を事前に測る事のできるブラックリストならぬ、「ホワイトリスト」としてAPI公開する事を前提としています。

この考えは世界的に見ても珍しく、個人情報保護法が立ちはだかる欧州圏では弊社の事業はできません。

イノベーションはむしろ新興国から生まれると言われる通り、信用スコアのホワイトリストAPI公開はアフリカからしか産めない事業なのです。

さらに、弊社ではこの事業を数年でアフリカ十数ヶ国に広げる計画があり、これが実現できると越境で利用可能な、いわば「信用パスポート」として各国との貿易時にも利用できる事を目指しています。

多数の困難がこれからも待ち受けているとは思いますが、HAKKI=「誠実な努力が公平に報われる世界」を創るためにも、これからも地に足をつけながら、アフリカの大地を悠々と飛び回りたいと思います。

創業者のTwitterをフォローください!

CEO小林嶺司: https://twitter.com/reizi0720

COO時田浩司:https://twitter.com/KojiTokida_ja

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