
MotoGP第17戦アルガルヴェGPが11月5日から開始される。このレースは、ヤマハのファビオ・クアルタラロにとって王者として迎える初めてのレースとなるが、プレッシャーは無いと彼は語っている。
ミサノ・サーキットで10月下旬に行なわれたMotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP。クアルタラロはこのレースにタイトル獲得を決める可能性がある状態で挑んでいた。レースではライバルのフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)がトップを快走。タイトル獲得は次戦以降へ持ち越されるだろうと見られていた。
しかし終盤の残り4周でバニャイヤが転倒。ライバルの自滅により、クアルタラロは意外な展開でエミリア・ロマーニャGPでタイトル獲得を決めた。
MotoGPクラス3年目、弱冠22歳の若さで王者となったクアルタラロ。彼は今シーズンの残る2レース(アルガルヴェGPとバレンシアGP)に向けては、プレッシャーは無いと明言した。
「まだ喉の調子が良くないんだ。でもミサノ戦のあと、チームと祝勝会をできたのは本当に良かった。家族とも数日を過ごしてきたけど、本当に嬉しかった」と、クアルタラロは語る。
「そうした祝い事のあとにトレーニングへ戻るのは難しかったけど、当然準備を整えるのは必須のことだからね。でもミサノでMotoGPクラス総合優勝を勝ち取った後は、本当に特別な日々だったのは確かだ」
「ミサノ戦が終わった後、トレーニングに戻る初日の火曜は厳しかった。でもまた集中するのは簡単だったよ。バイクに乗る、レースをしてライバルと争うというのは、自分の大好きなことだからね」
「だから、そんなに難しい事ではなかったとも言える。次のレースに戻るのが楽しみだった」
「正直に言って、あまりプレッシャーは無い。目標には既に手が届いているんだからね。当然、(残り2レースで)ベストを尽くして優勝や表彰台を狙っていくけど、最後にどういった結果になるか、様子を見てみよう。また勝てれば最高だね」
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