初対面は高校時代、キャッチボールをした
『ドカベン』『あぶさん』『野球狂の詩』など数々の野球マンガをヒットさせた水島新司さん(享年82)は、多くの野球選手と交流した。なかでも、江川卓さん(67歳)とは濃密な時間を過ごしていた。
初対面は作新学院高校3年生のとき。江川さんはこう思い返す。
Photo by iStock
「センバツに出場した際に編集者の紹介で、宿舎で水島先生と会うことになったんです。キャッチボールをしたり、一緒に風呂にも入りました。風呂で『あなたはお尻が大きいな』と言われたことはよく覚えています(笑)」
江川さんは法政大学時代に東京六大学リーグ史上2位となる47勝を挙げている。実はこの記録は、水島さんのおかげだと江川さんは明かす。
「水島先生は大学野球もよく観戦されていたんです。神宮球場で試合が終わった後、一緒に先生のマネージャーさんが運転する車に乗って、ステーキハウスでご馳走になりました。その後、先生の家で六大学リーグの録画を見るという機会が毎週のようにありました」
当時、六大学リーグはローカル局でしか中継されていなかった。水島さんはその放送を録画するため、自宅の庭に屋根よりも高いUHFアンテナを設置していたという。
「水島先生とずっと一緒に録画を見ていたわけではなく、私が応接間でテレビを見ている間、先生は仕事をされていました。
からの記事と詳細 ( 江川卓が今だから明かす「水島新司さんに出会えたから、私は大学、プロでも活躍できた」 - 現代ビジネス )
https://ift.tt/NA6C3w5
No comments:
Post a Comment