マイシャはエチオピアとカナダの文化を融合させた世界観を打ち出し、どこで誰が着ても心地よく、誰でも共感できるようなブランドストーリーを提案した。「私はオーセンティックな自分の姿を表現したかったのです」と彼女は言う。「トロントに移住して学んだ最大のことは、自分のブラックネス(黒人らしさ)をあらゆる文脈で理解すること。つまり、黒人の経験は一枚岩ではないということ、そして黒人にはさまざまなあり方があるということです」
「Mattress Movement」と名付けられた最新コレクションは、マイシャの二つの側面を融合させたものだ。具体的には、彼女がマットレスプリントと呼ぶカラフルなブロケード織りの花柄をクロップドトップやスカート、スウィムウェアなどに落とし込んだ。これは、エチオピアの多くの家庭に馴染みの深い柄だ。「これらは私を表すのにぴったりなプリントで、明るいけど複雑。色々な可能性を秘めていて、このプリントの壁紙も作りたいとずっと思っていたんです」
マイシャは現在もトロントを拠点に活動していることから、カナダ的な要素もコレクションに散りばめた。特に、毎年開催されるカリバナ・フェスティバルを始めとするトロントのナイトライフにインスパイアされたという。フリンジやカットアウトを取り入れたナイトアウトルックを提案し、「露出の多いアイテムがとても喜ばれています」と、デザイナーはベストセラーアイテムについて語る。
「狭間で生きる自分」を表現
からの記事と詳細 ( 「私はあらゆる狭間に生きている。だから、自信を与える服を作りたい」── エチオピアとカナダのルーツにインスパイアされた、レーウォッチ【次世代ブランドを探せ!】 - VOGUE JAPAN )
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