左から、Webディレクターの小林弥生さん、コンテンツディレクターの塚原彩弓さん、アカウントプランナーの能瀬亮介さん。
誰もが持っている「仕事を通して成長したい」という意欲。成長できているという実感は日々の仕事の満足度に繋がるだろう。では20代、30代が成長できる環境とは、どんな職場なのか。それまでの仕事を振り返って「成長した」と実感するために、私たちは何を意識して日々を過ごせばいいのか。
デジタルトランスフォーメーション支援を行っているインフォバーンの若手社員3人に、成長を実感する瞬間やそのために必要な環境、自分のスキルを伸ばすために意識していることを語ってもらった。
「自分が成長した」と感じるときは?
今回話を聞いた3人は、いずれもミレニアル世代。自身の“成長”や“向上”を追求して仕事に取り組む世代だとされているが、彼らは「仕事をしている最中に、自分が成長できていると実感することはあまりない」という。ただ、「仕事を通して成長したと感じるか?」という問いかけには、全員から「もちろん」という答えが返ってきた。
ソリューション部門でコンテンツディレクターとして働く塚原彩弓さんが成長を実感するのは、自身の仕事がクライアントの課題解決に繋がったときだ。
「担当するクライアントによって求められる知識が違うので、新しい案件がスタートする際には、業界の現状や動向をみっちり勉強します。もちろん、デジタルの知識も常にアップデートしていますし、取材に行くたびに身に付く知識もあります。クライアントが私のことを専門家だと見なしてくれるから、最初はプレッシャーに感じることもありました。でも、今は要望にきちんと応えられたり、彼らの潜在的な課題を見つけることができたりしたときに、特に成長を実感しています」(塚原さん)
入社1年目の若手を指導する中で、自身の成長に気づくこともある。Webディレクターの小林弥生さんは言う。
「自分自身の成長って、仕事のまっただ中にいると、意外と感じられないものですよね。だから、私の場合は、自分より経験の浅いメンバーを指導して、その人が何かを習得できたときに自分の成長を感じます。いま改めて思い返してみると、自分もそうやって少しずつ成長してきたんだなと。社会人になりたての頃の自分にいま会えるとしたら、教えてあげたいですね。『あなた、この後ものすごく成長できるよ』って」(小林さん)
アカウントプランナーの能瀬亮介さんは同僚の仕事から刺激を受け、試行錯誤しながらノウハウを獲得してきたという。インフォバーンの仕事の特徴を「案件の幅が広いこと」だと言う能瀬さんは、自身の成長の背景を次のように分析する。
「インフォバーンでの仕事は、クライアントにバラエティがあるし、やるべきことの種類も多い。僕も振り返ってみると、それに合わせて自分の幅が拡張し、いろんなスキルを身に付けられたと思います。
例えば、プレゼンテーションソフトすら使ったことのなかった自分が、インフォバーンに入社して提案に参加することになり、先輩や同僚が作った完成度の高い提案資料を見ることが増えて、自分自身も美しい資料を作ることにこだわりを持つようになったんです。やってみたけどできない、どうするか自分で考える、もう一度やってみるというプロセスを経てうまく行ったときは嬉しいですね」(能瀬さん)
キーワードはフラット、フランク、自主性
インフォバーン ソリューション部門 コンテンツディレクターの塚原彩弓さん。前職は音楽専門誌の編集者だったが、現在は企業のメディアをスケールさせるためのプランニングに挑んでいる。
インフォバーンは企業がそれぞれ抱える課題に合わせて、デジタルトランスフォーメーションのための施策を提案し、実行までを支援している。そのため3人が所属するソリューション部門にはテクニカルディレクターやWEBディレクターといったIT人材から、編集者経験のあるコンテンツディレクター、または広告・PR業界で活躍しているプランナーまで幅広い職種の人が集まる。業務を通じて成長を感じられたという3人は、この環境をどう捉えているのか。
「入社して印象的だったのは、フラットな人間関係。年齢差はあったとしても、上司・部下という単純な上下関係はなく、各人が裁量を持って仕事に向き合っています。どんな案件でもメンバー全員がチームの目的を共有しつつ、それぞれの仕事を自分なりのやり方でこなしていく自主性が重んじられていると思います」(塚原さん)
インフォバーンではフリーアドレス制が導入されており、その時々で、近くにいる人たちが自然に雑談を始めることも多い。小林さんによると、そんな雑談は時に、重要な意味を持つのだという。
インフォバーン ソリューション部門 Webディレクターの小林弥生さん。インフォバーンに入社してからは1年弱だが、前職でもWebディレクターをしており、キャリアは10年と長い。
「自分の業務で何か問題が持ち上がったときはどうしても同じ職種の人たちや同じプロジェクトの人に相談してしまって、固まって議論しがちです。けれど、違う発想やアイデアが必要だと感じたときは、あえて別のプロジェクトや職種の人に、年齢や肩書、キャリアも関係なくフランクな感じで相談するようにしています。まったく異なる視点が急に入ることで、課題の解決に向けてブレイクスルーが起きたことはたくさんあります」(小林さん)
受託ビジネスだからこそ、得られること
インフォバーン ソリューション部門 アカウントプランナーの能瀬亮介さん。大学卒業後、編集者やフリーライターを経験し、インフォバーンでコンテンツディレクターを務めたあと、プランニング領域へとフィールドを移した。
インフォバーンでは社内ミーティングも和やかな雰囲気で行なわれることが多い。その理由について能瀬さんは「仕事はそれに関わる人と人との関係が重要なので、みんなが楽しめないと良い仕事はできません」と説明する。
これは3人ともに共通する認識で、クライアントとのミーティングにも同じことが言えると能瀬さんは話す。
「ソリューション部門は自社ビジネスではなく、受託ビジネスをやっています。クライアントは仕事を発注する側で、我々は受注する側。つまり、我々は一般的に見ると“下請け”の立場なわけですが、僕自身にその意識はありません。担当者の方と付き合いが長くなって信頼関係が築けていればフランクに、まだ付き合いが浅い相手にはなるべく丁寧に。“パートナー”としてどのように行動するべきかを常に考えています」(能瀬さん)
クライアントとは「所属する会社が違っても、同じ目的に向かうひとつのチームでありたい」とも語る能瀬さんは、ミーティングも、緊張するよりはリラックスできる雰囲気にして、お互いのパフォーマンスを最大に引き出せるように気を配っていると言う。
「同じ目的に向かう関係性だからこそ、課題を解決できたときには、大きなことでも小さなことでも成功を一緒に喜べるし、ダイレクトに反応が伝わってきます。その出来事が自分の貢献度や成長の実感につながるのだと思います」(能瀬さん)
成長できる環境は、自ら生み出せる
“パートナー”というキーワードは、小林さんも強く意識している。
「デジタルの世界は日々新しい技術や方法論が登場しますし、幅が広い。そのなかでクライアントはデジタルトランスフォーメーションを実現しようと、日々あれこれ迷っていることが多いんです。だから、その方だけでなく部署や企業全体など大きなゴールを踏まえて、一緒に解決方法を探していくという気持ちが大事だと思っています。極端かもしれませんが『この仕事がうまく行って、この担当者の方がもっと出世したらいいな』くらいの気持ちを常に持っていますね」(小林さん)
塚原さんは「クライアントワークは“先回り”がとても大切」と、別の要素を挙げる。
「クライアントからは日々、さまざまな要望や指示が届きますが、その裏には何があるのかを常に探るようにしています。さまざまな状況を踏まえて、クライアントがあれこれ心配しなくてもいいように、判断材料をそろえたりプロならではの答えを返したりするのが重要だと思います。それができてこそ、相手は私たちの仕事にお金を払う価値があると感じてくれますし、そこから契約継続や予算増額という私たちにとっての利益にもつながる可能性が生まれます。それがさらにまた新しい展開を呼ぶので、自分の成長できる場にもなるという、いいスパイラルが生まれると思っています」(塚原さん)
一歩先が予測できない時代の中、企業は新たなチャレンジを迫られている。ミレニアル世代は今後、その中核を担っていくことになる。今回登場した若手の3人からは、ポジティブな空気の中で気持ちよく働いている様子がよく伝わってきた。彼らが感じている成長は、未来に向けてチャレンジを続ける企業の原動力になりそうだ。
インフォバーン ソリューション部門の採用についてはこちら。
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