沖縄県石垣市の大浜小学校（浦崎喬校長）は４月２３日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、自宅待機を余儀なくされる児童を励まそうと運動場に特大の“花文字”を描いた。「コロナにマケルナ きっと もうすぐだから」。校舎を彩る花のプランターを一つ一つ並べて文字の形にしたもので、教職員約３０人が２時間かけて作った。
休校中の子どもたちを励ましたいと運動場にプランターで描かれた花文字（大浜小提供）
浦崎校長によると、「きっともうすぐだから」のメッセージは島出身のバンド「きいやま商店」メンバーのマストさんが自粛生活を送る子どもたちに向けて作った曲のタイトルから取った。「いい歌、いい言葉だな」。マストさんは浦崎校長の石垣二中勤務時の教え子でもあり、「エールを届けられたら」と曲と合わせた花文字を思いついた。
咲いているのは、新入生を華やかに迎え入れるために植えたサルディアやマリーゴールド、ベゴニアの色とりどりの花々。プランターの花文字は運動場にそのままの状態で残していて、１１日の始業式、１２日の入学式で子どもたちに見てもらい、「よく我慢してくれたね」との思いを言葉で伝える予定だ。
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May 11, 2020 at 08:45AM
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「きっともうすぐだから」 校庭の花文字に思い 石垣市、11日から登校再開 - 沖縄タイムス
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