カレーなら、期限がせまった食材や日頃だと捨ててしまう食材も、意外な食材の組み合わせをスパイスがおいしくまとめてくれます。そんな“カレーだからできること”を通じて、家庭の食品ロス削減に繋げていきたいという思いでスタートしました。本活動によって、食品ロスが各家庭からも出ていることを知るきっかけや、楽しく・ おいしく食品ロスを減らすヒントになればと考えています。今後もアンケート調査による食品ロスに対する意識・実態、変化の把握や、食品ロス予備軍の食材を使ったレシピ提案などを継続的に発信していきます。
■“もっとカレーだからできること”プロジェクト ホームページ掲載内容
(1)「食品ロスに関するアンケート調査」結果
◆食品ロスの認知率は9割と高いが、7割の家庭で月に1~2回以上食品食材を捨ててしまっている。
(n=6,357/SA)
◆最近捨ててしまった食品・食材の上位5品目は、「きゅうり」「豆腐」「キャベツ」「レタス」「納豆」の順で多い。
葉物の野菜や、日配品の中でも賞味期限・消費期限が短い食品・食材が多い。
(n=6,357/FA)
◆賞味期限・消費期限が近づいて焦ったことのある食品・食材の上位5品目は、「牛乳」「豆腐」「卵」「納豆」「肉類」の順で多い。
野菜類よりも、賞味期限・消費期限といった「日付」がある日配品で、期限が近づいて焦ったことがある方が多い。
(n=6,357/FA)
※その他、食品ロスに関するアンケート結果や詳細については、“もっとカレーだからできること”プロジェクトのホームページやハウス食品グループ公式会員サイト「Come on House」(URL: https://comeon-house.jp/)のfromハウスページにて公開しています。
【調査設計】
調査対象者 ハウス食品グループ本社会員サイトの登録者
有効回答数 6,357名(全国10~90代男女、性別:男性1,375名、女性4,446名、不明536名)
実施時期 2019年7月2日~2019年7月8日
調査方法 インターネット調査
※調査結果の掲載・利用については、事前にご連絡いただきますようお願い致します。
(2)食品ロスになりがちな食材を使ったカレーレシピ
「豆腐とキャベツのカレー」や「3種のお肉カレー」をはじめ、調査の結果判明した“食品ロスになりがちな食材”を使ったレシピをご紹介。「きゅうり」「豆腐」「レタス」など普段のカレーにはあまり馴染みのない食材をおいしく楽しめるレシピを提案します。食材ごとに、おいしいカレーを作るためのワンポイントメモも掲載しています。
(3)“もっとカレーだからできること”プロジェクト WEBムービー&TVCM
日常の中で家庭の食品ロスをおいしく減らしている姿を「家族篇」と「夫婦篇」の2パターンで描いています。
TVCMは、「家族篇」を5月15日から放送予定です。
(4)リンク先
WEBムービーでも紹介している、「食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)」や「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」のご紹介・ホームページへのリンク先や、たくさん作ったカレーを華麗にリメイクする「簡単リメイクカレー」ページへのリンクを設置しています。
【参考】 日本における食品ロスについて
令和2年4月14日に更新された最新の食品ロス(フードロス)推計値※は、約612万トン(平成29年度)で、前年度に比べ31万トン減少し、推計を開始した平成24年度以降最少となりました。食品ロスは、事業活動に伴い発生する「事業系」と、各家庭から発生する「家庭系」に分けられます。「事業系」食品ロスは328万トン(前年度比▲24万トン)、「家庭系」食品ロスは284万トン (前年度比▲7万トン)となっており、事業系のマイナス7%の減少率に比べ、家庭系はマイナス2%にとどまっています。
※農林水産省 平成29年度推計値 ※ホームページ・WEBムービーには平成28年度の推計値を記載
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May 13, 2020 at 09:00AM
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