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Friday, May 15, 2020

自分の考えるメディアとの向き合い方【田渡凌 / 横浜ビー・コルセアーズ コラム vol.2】 | NBA Rakuten - NBA

皆さんこんにちは! いかがお過ごしでしょうか? 外出自粛、緊急事態宣言が出た事により自宅で過ごす時間が増え、ストレスは溜まっていませんか? Bリーグも19試合を残し、シーズンを中止する事になりました。リーグと選手が一つになり下した苦渋の決断でした。 自分達プロアスリートは、ファンの方々がいて成り立っています。Bリーグは1節だけ無観客試合を行いましたが、そこで改めて痛感しました。レイカーズのレブロン・ジェームズ選手もインタビューで無観客試合についてた聞かれた際、「ファンの前で試合できないのであればプレーはしたくない」と発言していましたが、それくらいファンの方々の存在は大きいのです。

3月末、Bリーグは残り試合とチャンピオンシップの中止を発表。田渡選手は「リーグと選手が一つになり下した苦渋の決断」と語る

もし田渡凌を知っている方はご存知だとは思いますが、最近自分はメディアを活用していろんな事をしています。TV出演、エアロビチャレンジ、ボールを繋ぐ動画、またSNSを使ったプレゼント企画などです。今回のコラムでは、なぜ自分がこうしてメディアを有効活用しているのかを書きます。

SNSを通してファンの方々と繋がりたい

自分はファンの方々の前で試合に勝利する時に、生きてる中でも1番嬉しい気持ちになります。言うなれば自分のいきがいです。そんな大好きなファンの方々にコロナの影響で会えなくなり、毎週のように顔を合わせていたのにそれができなくなった事がきっかけでSNSを通して皆さんと繋がり、できるだけ顔を見せる事で少しでも喜んでもらいたい、という気持ちになりました。 特にエアロビチャレンジは、暗いニュースが多い中でみんなが元気になる事、そして家で出来るトレーニングを面白可笑しくできないかと思ってやりました。自分が思っていたよりも反響があり、有り難い事にニュースや新聞などのメディアにもたくさん取り扱ってもらいました(笑)。

■エアロビチャレンジの動画はこちら

自分が出演させて頂いた『テラスハウス』も含め、メディアは自分が伝えたい事や物をあらゆる方法で発信できる手段だと思っています。普段自分がバスケットをしているだけでは信念だったり、想いを皆さんに知ってもらう事はなかなかできません。しかし、SNSを使ったりする事でそれが可能になります。メディアは自分の価値を高めるチャンスを与えてくれる存在です。もちろん、逆の影響も与えかねないので気をつけなければなりません(笑)。

「もっと頑張れなければ」と思わせたテラスハウスの仲間

その中でも本業を疎かにしてはいけないという意識は強く持っています。常に自分が競技者として成長できる鍵を探しています。テラスハウスへの出演で「バスケに集中しろ!」という声をよく耳にしました。集中力には自信があります。でなければ23年間も一つの競技を続けられません。家でペッペというイタリア出身の漫画家に出会いました。彼がどれくらいの時間を費やして仕事と向き合ってるかを目の当たりにして、自分ももっと頑張らなければと強く思いました。 また、SNSを通じて他のアスリートと繋がったり見るチャンスが増え、自分が知らなかったトレーニングを学ぶ機会を得たりもできました。実際、浦和レッズの槙野選手が低酸素トレーニングを取り入れてるのを見て、自分もやり始めました。こうしてメディアは競技者として成長できるチャンスも与えてくれます。これが自分の考えるメディアとの向き合い方です。

『テラスハウス』で共演した漫画家のペッペさん(右)からは、大いに刺激を受けたという

誰よりもハードに練習していたウェストブルック

さて、メディアの話はこの辺にしておいて、前回上げたラッセル・ウェストブルック選手の話を少しして終わりたいと思います。 アメリカに留学した1年目、いろいろと事情があって学校に入学する事ができませんでした。知り合いのコーチが1年間何もしないのは勿体無いと、そのまた知り合いのスキルコーチを紹介してくれました。自分はそのコーチと1年住み込みでトレーニングを積みながら、翌年の大学進学に控える事にしました。彼の名前はノア。 大学3年生の夏、ノアから「LAでトレーニングをするから来ないか?」と言われて現地へ向かうと、なんとそこにはウェストブルック選手が! それから何度か一緒に、それ以外の日は毎日のようにワークアウトを見学しました。

ヒューストン・ロケッツでプレイするラッセル・ウェストブルック。誰よりもハードに練習する姿に田渡選手も魅了された

MVPを受賞するほどの選手にも関わらず、他のNBA選手の誰よりもジムに早くきて準備をする姿や誰よりもハードに練習するところ、そして誰よりも有名な彼がそのジムの中にいた全員と気さくにコミュニケーションを取っている姿を見て、一瞬で好きになりました。彼はメディアで悪いイメージの部分を取り上げられがちですが、本当は自分が何人も会った事のあるNBA選手の中でも1番人間味のある優しい心の持ち主なんですよ!

■ウェストブルックのハイライトはこちら(YouTube)

いかがでしたか? 次回はオフシーズンの過ごし方なども含め、いろいろ話したいなと思います! お楽しみに! ※写真提供:©B-CORSAIRS(田渡選手プレー写真)、田渡選手(オフショット)

僕がデイミアン・リラードを好きになった理由【田渡凌 / 横浜ビー・コルセアーズ コラム vol.1】

田渡 凌(たわたり りょう):横浜ビー・コルセアーズ所属のPG。プレイメーク力と得点力を備えたBリーグ随一の司令塔。今シーズンはチームキャプテンも務めた。日本バスケットボール選手会の副会長を務めたり、リアリティ番組『テラスハウス』への出演などコート外でも活躍。東京都出身。ドミニカン大学カリフォルニア校卒業。1993年6月29日生まれ。180cm・80kg。

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