Pages

Monday, May 18, 2020

もう三回忌…西城秀樹の「いまだから言える話」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

「キスシーン、初めてなんだよね」

 「'88年、『キャッツ・アイ』のドラマに出演したんです。そこで、刑事役の秀樹さんとのキスシーンがあった。  私はデビュー前から秀樹さんの大ファンだったので、頭が真っ白。そうしたら、なんと秀樹さんも『俺、キスシーンって初めてなんだよね』と、緊張気味に言うんです。意外でしょう?   どこの現場でお会いしても、秀樹さんは変わらない。いつも優しくて、格好いい。『スターとは、こういう人のことを言うんだ』と思いました」  タレントの早見優は、懐かしげにこう振り返る。  西城秀樹('18年没、享年63)が、急性心不全でこの世を去ってから、早くも2年の月日が流れ、この5月16日に三回忌を迎えた。  代表曲『YOUNG MAN』をはじめ、今でもその歌は、歌い継がれ、CMなどに起用されている。この不世出のスターの足跡を、いま改めて振り返ってみたい。

牛乳配達をクビに

 西城の本名は、木本龍雄。'55年、広島市内で自動車タイヤの卸売商や雑貨店を営む裕福な家に生を受けた。上には姉と兄がいる。  音楽好きの家庭だったため、小学1年生からバイオリンを習い、エレキギター、ドラムと次々と楽器に熱中した。  「タッちん(西城のこと)のお父さんは、ものすごくおっかない人でした。『寺内貫太郎』で父親役の小林亜星さんに投げ飛ばされるシーンは語り草だけど、本物のお父さんはあんなもんじゃなかった。  あと、お兄さんも怖くてね。兄弟でバンドを組んでいたんだけど、タッちんがミスをすると怒鳴り散らしていた。そうやって厳しい家庭だったからか、タッちんはどちらかというと大人しい性格でした」  こう語るのは、西城と小学生時代からの幼馴染だった丸山清志だ。  「昔から愛すべきアホと言うか、変な愛嬌があった。いまだから言える話だけど、中学生のとき、購入したドラムのおカネを返すために、学校に内緒で牛乳配達のアルバイトをしていたんです。  家の近所に高校があり、野球部員たちが熱心に街中を走っている。すると、タッちんは『お兄さん、練習頑張ってください! 』と牛乳をあげてしまうんです。  当然、そんなことをしたら数が合わなくなって、お店にバレる。それで、あっという間にクビを切られていました(笑)」  兄たちと組んだバンドの一員としてドラムを叩いていた西城が上京するきっかけになったのが、ジョー山中らを発掘した芸能プロデューサー、上条英男との出会いだった。  上条が当時を懐かしむ。  「他の仕事で広島を訪れたら、地元の歌謡喫茶で秀樹のバンドがプレイしていた。別に、ドラムが上手いとは思わなかったけど、ルックスが抜群でね。『面倒見てやるから東京に出てこいよ』と伝えました」

Let's block ads! (Why?)



"だから" - Google ニュース
May 18, 2020 at 10:01AM
https://ift.tt/3bHveET

もう三回忌…西城秀樹の「いまだから言える話」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
"だから" - Google ニュース
https://ift.tt/38nbrdg
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment