アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』の配信です。
人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。『OLセラピー』では、よりよいOL生活を楽しんでもらうために、「疲れない心」を育てていく連載です。
さてさて、今回ご紹介するのは「同僚の朗報に喜べない」ことに対しての相談です
今回のお悩み
後輩や同期、また先輩などの結婚報告、妊娠報告など毎日のように職場では幸せな報告がたくさんあります。
その場ではとてもおめでたいことで祝福しますが、家に帰り1人になると彼氏がいない自分の惨めさや虚しさで落ち込んでしまいます。
正直、羨ましい気持ちがあると思いますが、素直に祝福出来ない自分がとても嫌になります。
どうすれば他人の幸せを素直にお祝いできますか?また受け入れることができますか?
(24歳・看護師・Rさん)
ジューンブライドと呼ばれる6月。この時期になると結婚の報告や、お祝い事へのお呼ばれが増えますよね。
心から祝福したいと思う一方で、同僚の幸せに嫉妬や焦り、言いようのないモヤモヤを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
なぜおめでたい事に、このようなマイナスな感情が芽生えてしまうのか、自分の内面の心理を知り、感情を切り替えていくことが、このような状況を抜け出すカギになります。
では、マイナスな気持ちを切り替るためのおすすめの方法を3つご紹介します。
・他人の幸せを喜べない心理と原因を知ろう!
・自分と他人に境界線をしっかりつける
・嫉妬心を向上心へと変えてみる
他人の幸せを喜べない心理と原因を知ろう!
同僚の幸せな報告を心から喜んであげたいのに、喜べない自分に苛立ち、自分の現実を突き付けられるようで落ち込んでしまう……。
結婚のピークと言われる20代・30代の女性はこのような感情が芽生えてしまうことは珍しくありません。
では、一体どんな心理が働いて、このような感情が芽生えてしまうのか、探っていきましょう!
まず、同僚の幸せな報告を喜べない、と思う気持ちについて。
人は欲求不満や不安、不快な気持ちに直面した時、自分を守る「防衛機制」が働き、相手を“認めたくない”と思う心理が働きます。
このことを「引き下げの心理」と呼びますが、他人の結婚を認めてしまうと、「自分はまだ結婚していないのに」という事実が同時に芽生え、素直に喜ぶことができないのです。
これは、自分のプライドを保つためでもあり、劣等感を打ち消したいという感情が根本的にあることが原因と思われます。
次に、彼氏がいない自分に対して落ち込んでしまう気持ちについて。
これは、「私も結婚したい」「子供がほしい」と思っているにも関わらず、できていない自分とできた相手を“比較”し、理不尽さ、不公平さを感じて負の感情を抱くようになってしまう状態です。
いずれにせよ、Rさん自身が“マイナス感情で受け止めてしまう”ために起こります。
これは、自分と身近な存在の人に対して起こりやすい感情なのです。
逆に言えば、絶対にこの人みたいになれない!と思う人や距離が遠い相手に対しては純粋にお祝いできますし、幸せな気持ちにすらなります。
Rさんの場合も立場の近い同僚だからこそ、自分と比較して落ち込みやすくなってしまっているのです。
しかし、マイナス感情で受け止めてしまうと精神的負荷をかけてしまうため、さらに自分を苦しめることになります。
ここは、マイナスの感情と上手に「共存」し、気持ちを切り替えていくことが大切です。
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