萩本欽一
タレントの萩本欽一（79）が3日、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。昨年8月に82歳で亡くなった妻、澄子さんとの別れについて語った。
澄子さんは生前、自身の葬儀について3人の子どもたちのみ、萩本抜きで行うよう指示。自分1人だけで入る墓も購入するなど全て準備していたそうで、萩本も「何にも言いません」と認めた。
また入院した際、澄子さんが唯一持参したのは化粧品のバッグであることを死去後に聞いた萩本。見舞いの際には「来ないで」と言われることがあり、「変な奥さんだと思ったよ」と振り返った。実は澄子さんがノーメイクで夫に会うことを嫌がっていたからだと知り、「聞かなきゃ分かりませんね。よく考えたらね、ずっとスッピン見たことないんですよ」としみじみ。「すてきな話を聞いて、格好いいし、おしゃれ。ありがとねー」と頭上を見つめ、天国の妻に感謝を述べた。
さらに澄子さんは生前、萩本と結婚した理由について「『好き』はないわね」とつれなかったそうだが、子どもたちには「ずっとファンだった」と打ち明けていたことも判明したという。これに萩本は「全部つながった。普通、夫婦は支えるって言葉があるでしょう。うちは応援し合う」とうれしそうに話した。
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