
目標がある、やる気につながる
――お姉さんらとゴムボートに乗って海を渡り、国境をいくつも越えてドイツに到着。リオ五輪に出られるまでの経緯を読みました。壮絶でした。 本当につらい経験でした。最初にドイツ語版と英語版を出して、次に日本での出版を選んだのは、日本が来年の五輪開催国だからです。私が東京五輪に行ければ、その前に日本の人たちに難民のことをもっと知ってもらう良い機会だと考えました。 ――ドイツを目指したのも水泳を続けるためでしたね。 3歳の時から水泳を始めました。ただ練習が嫌で、プールからも逃げて。水泳コーチの父も嫌いでした。でも、その後、内戦で泳げなくなり、自分が本当に水泳を愛しているんだなと気づきました。気分が落ち込んでいるとき、悩んでいるとき、泳ぐんです。泳ぐとすべての負のエネルギーがなくなる。水泳は私にとってストレスから解放してくれる、『脱出』のようなものですね。 ――でも、トレーニングは非常に厳しいでしょう。 正直に言うと時々、ベッドから出たくないときもあります。今日も実はのどを痛めていて、練習していないんです。水泳のトレーニングは大変です。そして、とても退屈です。いつも同じことの繰り返しだから。でも、目標を持っていることは、やる気につながります。それが水泳を楽しめる理由ですね。東京五輪までもう、1年もありませんし。 ――どのくらいトレーニングするんですか? 毎日4時間です。朝2時間と夕方2時間。泳ぐのが2時間でジムでのトレーニングが2時間ですね。 ――水泳以外の楽しみはありますか? おすしが大好きで、友達と食べに出かけます。でも、パーティーなんかはもうしないですね。東京五輪を目指していますし。ベルリンに住んでいたのですが、集中的なトレーニングのためにハンブルクに来ていますから。あと、ときどきベルリンの家族を訪ねます。
からの記事と詳細 ( 「難民だから五輪に出られた?」 難民選手の肩書、初めは悩んだ シリア出身の選手が語っていた、東京五輪への率直な思い(GLOBE+) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3iJp3pr
No comments:
Post a Comment