岩手県内33市町村をアナウンサーが巡る「おらほがイチバン」。
西島芽アナウンサーが滝沢市を訪ねた。
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西島芽アナウンサー
[(手に持っている)滝沢市役所のペーパークラフトですが、私が作りました」
滝沢市版まちづくりキットは、市の施設や市内に立地する建物などのペーパークラフトで、市役所のHPから印刷して作ることができる。
西島芽アナウンサー
「中学3年間ずっと手芸部だったので、細かい作業は得意だと思います」
自分で作った公共施設やスーパー・大学など様々な建物のペーパークラフトを並べているうちに、取材のイメージトレーニングができたようだ。
パンが大好きだという西島アナウンサーが、最初に訪れたのは「米パン屋」という店で、20種類ほどのパンを販売している。
西島芽アナウンサー
「米パン屋さんなんですか?」
米パン屋 柳沢武芳さん
「はい、米パン屋です。(ウチでつくっているパンは)80パーセントが米粉で、20パーセントがグルテンです」
小麦を使用している(通常の)パンと違い、米粉を使用している事で食パンの重さは?
西島芽アナウンサー
「ずっしりしていて、想像していた以上に重いです」
米パン屋さんのパンを特別に試食させてもらう。
まずは、「米ワッサン」と言う名のクロワッサン。
食べる前に少しトースターで焼いたその味は?
西島芽アナウンサー
「ほのかな甘みが口の中にいっぱい広がっておいしいです。なにより食感がびっくり、少し粘り気があって本当にお米みたいです」
次は、ずっしりと重かった食パンを食べてみる。
西島芽アナウンサー
「フワフワしている感じですが、モチモチの食感がおもしろいです」
米パン屋 柳沢武芳さん
「米って膨らまないですよね。イーストの栄養素として砂糖を少し多く入れているので甘さがでています」
始めは「試行錯誤の繰り返しだった」という柳沢さん。
今では様々なパンを作れるようになったという。
米パン屋 柳沢武芳さん
「(試作でパンが)膨らまないこともありました。これまでに多くの失敗をしてきましたが、最初から上手くいくことなんてないですよ」
次に訪れたのは、うわのリンゴ園。
滝沢市というとスイカのイメージが強いが、上野さんによると市内にはリンゴ農家が約50軒もあるという。
うわのリンゴ園 上野高典さん
「この(大石渡周辺)地区は滝沢市の中でもリンゴ農家が集中しています」
西島芽アナウンサー
「こんな小さなリンゴもあるんですね」
うわのリンゴ園 上野高典さん
「アルプス乙女というミニリンゴです」
西島芽アナウンサー
「今、一番の食べごろのリンゴってありますか」
うわのリンゴ園 上野高典さん
「岩手県のオリジナル品種で、紅いわてがあります」
リンゴ狩りをするのは、小学校以来だという西島アナウンサーが、試食用に一番美味しそうなリンゴを選ぶ。
収穫の時期を迎えた紅玉と紅いわての味は…。
西島芽アナウンサー
「(紅玉は)酸っぱくてシャキシャキ感がすごい。(私は)酸っぱいリンゴが大好きなんです」
続いて岩手のオリジナル品種・紅いわてを食べてみると…。
西島芽アナウンサー
「甘い。噛んだ時のシャリシャリ感が良くて美味しいです」
うわのリンゴ園 上野高典さん
「普通のリンゴは皮を剥いてしばらくたつと茶色くなりますが、(紅いわては)酸化しづらくて、いつまでも白いんですよ」
さて、上野さんの"おらほがイチバン"は?
うわのリンゴ園 上野高典さんの"おらほがイチバン"
「子供のスポーツ少年団(野球)です。小学6年生の息子がスポーツ少年団で野球をやっています」
しかしチームは人数不足で大会出場も危ぶまれたが、隣の地区に相談をして連合チームを結成し出場することができたという。
うわのリンゴ園 上野高典さん
「今年初めて地区予選を勝ち抜いて、県大会でもベスト8まで進出しました。子供達もよく頑張ったと思うし、連合を組んでいただいたスポーツ少年団にも感謝しています」
優しい目で子供たちについて話す上野さんは、以前、高校の先生だったという。
うわのリンゴ園 上野高典さん
「基本的には何もわからずゼロからの出発でした。しかし、リンゴ農家の先輩たちから色々と教えてもらい、ここまできた感じです。この地域じゃなかったら絶対に無理でしたね」
からの記事と詳細 ( 「おらほがイチバン」滝沢市 "この地域だからできたゼロからのリンゴ栽培"<岩手県> - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/279049
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