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Saturday, July 16, 2022

WRCエストニア:ラッピ「ラリーは野外のスポーツだからね!」デイ2コメント集 - RALLY PLUS

kokselama.blogspot.com

©TOYOTA

WRCエストニア、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。断続的な雨でウエットコンディションでの滑り出しとなった今年のラリーエストニアはスタート順によっては雨に降られるなどトリッキーな状況となり、それを凌ぎ切ったトヨタのエサペッカ・ラッピは、ラリーではならではの難しさを持ち前の明るさで前向きに捉えた。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合首位

TOYOTA

「午前のコンディションはかなりドライだったので砂利掃除も多かったが、うまくやり切ったと思うし、それほどロスも多くなかった。午後になると雨が降り始め、かなりトリッキーだったが、いいタイムも出せた。最後のステージは大雨になったので、スタート順が後ろのみんながいい状況にならないと分かっていたので、思い切りプッシュしてリードを握ることができた。エルフィンは1日を通してすごく速かったし、これで明日は走行順が近くなる。自分はベストを尽くすが、選手権争いのポイントのことも考えなくてはならない」

■エルフィン・エバンス/総合2番手

TOYOTA

「悪くない1日だった。午前はすごく良かった。車内でのフィーリングには満足だったし、すべて順調に進んだ。午後は常にコンディションが変化してもっと難しくなったので、完璧に行うのは難しかったし、慎重になりすぎてしまうことも多かった。最後のステージはすごくコンディションが悪くて、もちろん自分たちにとっても理想的ではなかった。でも、まだ先は長いし戦う余地は残っているので、明日はどうなるかな」

■エサペッカ・ラッピ/総合4番手
「午前はブレーキにマイナートラブルを抱えたため、このラリーで必要な自信を持つことができず少しタイムをロスした。でも、かなりうまく凌いだと思うし、いい順位につけていた。今回も日中サービスでチームが直してくれたので、午後はタイムも良くなった。自分たちの時に雨が降ったりしてアンラッキーもあったかもしれないが、ラリーは野外のスポーツなんだから文句は言えないね! 期待していた位置にはつけられていると思うし、上位に何かがあれば狙える順位だ」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■オィット・タナック/総合3番手

HYUNDAI

「午前のコンディションは安定していたが、午後は逆になり過酷で道も不安定だった。あちこちに水が溜まっていて、ドライのところもあり、とにかく難しいことだらけだった。最終ステージでのトラブルは見た目ほどドラマチックなものではなかった。フロントガラスのヒーターからパイプが飛び出し、視界が得られなかった。いずれにしても天気が厳しかったので、外が見えない方がよかったのかもしれない。この状況の中で学ぶこともあったと思いたいし、今後のために活かしていける。マシンからの情報をできる限り収集することが重要だ。まだ争いに残っているし、気持ちもフルで残っている。エストニアではコンペティティブな戦いをしていたい。悲しいかな、今年はここまで、あまりそういった展開にはなっていないが、今日の内容を見れば何が状況を変えてもおかしくないことが分かるので、まだ終わってはいない」

■ティエリー・ヌービル/総合5番手

HYUNDAI

「今日を終えて、状況は予想以上だった。自分たちにとってタフな一戦になることは分かっていた。今日を通しての自分の目標は、マシンのハンドリングを改善させることだった。自信は100%ではなかったが、いい速さで走ることができたしスプリットが良かったステージもあった。このトリッキーなコンディションの中で、楽しむこともできた。午前は複雑な気分だった。最初の2本は順調だったが、その後セッティングが合わず、超ナローなセクションに合わせるために何とかしなくてはならなかった。日中サービスの時点で4番手だったので、その順位を維持したかった。残念ながらそれはできなかったが、たった7秒差だ。これは、特別なイベント。ディッチに何があるか分からないのにリヤを落としたくはない。トラブルを避けるようにして、明日もクリーンな1日にしたい。天気予報も、もちろん興味深いね」

■オリバー・ソルベルグ/総合27番手

HYUNDAI

「1日を走り切ったけれど、予定どおりに行ったとは言えないね。午前中はグリップを得るのに本当に苦戦してタフだったが、午後の最初のステージではパンクをして、その次のステージではコーナーの巨石に接触してパワーステアリングを破損した。自分たちで直そうとしたが、できなかった。何分もタイムをロスしてペナルティを受けた上に、残りのステージはそのトラブルと戦わなくてはならなかった。このようなマシンをパワーステアリングなしでドライブするのは、簡単じゃないよ! でも、今日を走り切ったので、あきらめずにポジティブな気持ちを持ち続け、流れがよくなることを願って明日も挑む」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/総合6番手

M-SPORT

「ラリーGBが選手権に戻ってきたなんて、知らなかったよ! コンディションはひどいし、本当にクレイジーだ」(SS9フィニッシュ後)

■ガス・グリーンスミス/総合8番手

M-SPORT

「アリーナセクションでジャンクションの後、水の上に乗ってオーバーシュートしたが、走り続けることができた。タイムはロスしたが、もっと悪いことになってもおかしくなかった」(SS9フィニッシュ後)

■ピエール‐ルイ・ルーベ/総合9番手
(マニュファクチャラーズ選手権ポイント対象外)

M-SPORT

低速でディッチに引っかけて横転したが、スペクテイターの助けを借りてコースに復帰「どうしてか分からない。完全にグリップを失った。本当に奇妙だった」(SS9フィニッシュ後)

■クレイグ・ブリーン/SS4でデイリタイア
コメントなし

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