元日本代表FWで10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会と2度のワールドカップ(W杯)に出場した大久保嘉人氏(40)が、知られざるエピソードを明かした。

2日、大阪・枚方市で行われたパラマウントベッド社のイベント「眠りを楽しむ3DAYS」に参加し、同社の「アクティブスリープベッド」を体験。睡眠にまつわるエピソードを披露しつつ、イベント後の囲み取材では引退した今だからこそ言える秘話を暴露した。

ジーコジャパンの一員として欧州遠征に招集された際の出来事だという。

試合を翌日に控えた夜。ホテルの部屋の電話が、ひっきりなしに鳴った。寝ては起こされるの繰り返しは、真夜中まで続いた。

「夜中に何度もかかってくるから(電話を)出ると、女の人なんですよ。何しゃべっているかは分からんくて。ずっとかかってくるから、電話の線を抜きました。(翌日に)聞いたら、(選手)みんな、部屋にかかってきたみたいです」

女性からの“お誘い”が気になって眠りが浅かったのだろうか-。日本は翌日の試合は敗れたという。

「現役の頃は気にしていなかったけど、やっぱり睡眠は大事ですね。寝て起きた時にスッキリしていないと、コンディションにも影響する」

現役時代、海外で経験した“アウェーの洗礼”は数知れず。「ボコボコで、ケガをしてしまうようなグラウンドだったり。シャワーは水しか出なかったり」などと思い出しながら、苦笑いを浮かべていた。