Pages

Tuesday, September 27, 2022

忘れられない言葉 「あなたは、あなただからね」「クソババアの子!」「その強さがあれば大丈夫」 さんコメ! - 山陰中央新報社

kokselama.blogspot.com
つらい時、家族の言葉が生きる支えになった(資料)

つらい時、家族の言葉が生きる支えになった(資料)

 読者の皆さんから、身近なテーマについてコメントを募り、山陰中央新報とSデジに掲載する「さんコメ!」。「忘れられない言葉」に、たくさんの投稿をありがとうございました。紙面では、投稿の一部を紹介します。Sデジに全ての投稿と記者の雑感を掲載していますので、お楽しみください。(かっこ内はペンネーム。内容は一部要約・編集しています)

 1、私をかわいがってくれた亡くなった祖母の言葉です。両親の不仲が続き、祖母が娘である私の母に対して、過去を悔やむ場面で、私に向かって、あの時、おまえがおなかにいなかったら、連れて帰って、こんなことにはならなかったのに。おまえがおなかにいたから、できんかった。心にグサリと刺さりましたが、当時中学生だった私には何もできず、何も言えず。その後もかわいがってもらいましたが、両親のもめ事のたびに、自分の存在を恨むことになった言葉ではありました。(まんじゅう)

温かい言葉は育児の励みになる(資料)

 2、「母子家庭って何もしないでお金がもらえていいね」。母子家庭の実情を何も知らない人からの言葉です。もし、ご主人の収入が月2万か3万しか無かったらどうやって生活して行きますか? 私たちは自分の収入とわずかな手当てで生活し、子どもを学校に行かせています。私たちをうらやましく思うならご自分も経験されたら良いと思います。

 3、悪口、誹謗(ひぼう)中傷、いじめ。うわさ話も人から人に伝わる時、真実からそれてどんどん話が膨らんでいきます。それをあたかも真実のように次々広がっていく。無責任この上ない残酷な行為です。もし自分のことで真実とは違う話が広がっていたらどう思うのか? うわさ話や悪口は真実とは限らない。だから話を耳にしても受け入れず、次へ広げる行為をしないでほしい。人の心は傷ついたら元に戻せないことがあることを知ってほしい。

 4、薬科大学に入った時、ピアノの先生に言われた。「あなたが音楽へ行かないで誰が行くの。音楽から逃げようとしても、音楽はあなたを追いかけていく」この言葉は私の心の中にずっとひっかかっていた。38歳で音楽短大を受験、合格した。卒業してからは二足のわらじ(薬剤師とピアノ)をはいて踏ん張った。あの先生の言葉がなければ、私は音楽短大へ行くこともなく、今のように毎日を楽しく、華やかな気持ちで暮らすことはなかっただろう。先生に感謝。(ドルチェ)

 5、大事にしている言葉を聞いてほしいと思い、初めて試してみます。私は、いじめなんて騒がれていない頃、いじめの標的でした。友達のふりしてだます、陥れる。今思えば本当に陰湿なものだったと思います。そんな中で、今は亡き両親は、「お天道さまは、ちゃんと見てごいとっちゃるけな」「あなたは、あなただからね」といつも言ってくれていました。いじめられているなんて一言も言わないのに、また、両親もそんなことには触れもせずに、この言葉を言ってくれていました。そのおかげで私は自分を追い込むことなく生きて来られたと思っています。長くなりました。(隅っこのすみっこ)

つらい時、家族の言葉が生きる支えになった(資料)

 6、育休で1年休むと決めた時、女性の先輩に負担を掛けることを気にして『すみません』と言ったところ、『謝る必要はない。将来あなたも、次の人を支えてあげればいい』と返してくださいました。もう30年近く前のことですが、休むことに後ろめたくなりがちな気持ちをそっと励ましてもらえましたし、後輩の育休を応援するとき、恩返しができたかなと思ってます。今はだいぶ子育てに優しい世の中になりましたね。

 7、小さく産んでしまった子どもは2カ月超入院、私は搾乳の日々…本当に、つらかった。子どもが退院する頃、若い看護師さんが、「お母さんが、がんばったんですよ」と、はっきり言ってくださった。あ~、そうか私が頑張ったんだなあと、報われた気がした。子どもとセットで言われることが多かったが、「お母さんが」と言われたら、素直にうれしく、言葉の力の大きさを感じた。(こうやどうふ)

 8、初めてお便りします。私の「忘れられない言葉」というかエピソードがあります。今は30代半ばになった息子が小学4年生ごろ、学校から帰って来た息子に、私が口煩く何か言ったんでしょう。息子が「このくそばばぁー」と一言! それがショックで夜に夫にこぼすと、夫いわく「お前はその親だろうが。クソババアの子とでも言っとけ」と! そしてその時が来ました! 息子に待ってましたとばかり「クソババアの子!」と言い返したその時の、ハッとした息子の顔が忘れられません。それ以降、ピタリと言わなくなりました。そして6年生の頃だったか、私が何かで落ち込んでた時に背中から「ドンマイ」って声をかけてくれたこともいい思い出です。(ドンマイ)

 9、息子が小さい頃、お小遣いで母の日のプレゼントを買ってくれた。もらう前「ハンカチはいらないよ」と言った途端、息子が大号泣!! 当時、人からよくハンカチをもらっていたのでそう言ってしまったけど、まさかプレゼントがハンカチだったなんて! 30年たった今も申し訳ない気持ちになります。あのハンカチ、今も大切に持っています。(ガーゼの赤い水玉模様)

 10、今から約30年前。当時小学校4年生の時の先生が言っていた言葉がいまだに忘れられません。その先生は担任ではなかったのですが、算数の授業中に、「大人になった時に買い物ができりゃいいからな。算数はそれで十分だ」と言いました(笑) それ以来、中学、高校に上がり数学が難しくなり、つまずく度にこの言葉を(都合よく)思い出します。「将来買い物ができりゃいいんだ。サインコサインなんて覚えて何の意味があるんだ」と思いながら勉強していましたね。懐かしい…。(鳥と豚)

毎日の授業や卒業式など、学校で出会った言葉を大切にしている人は少なくない(資料)

 11、友達の結婚式に招待してもらい喜んで出席しました。ですが隣の席の女性に「本当に友達だった?」って言われ帰ってから大泣きしたことは、今も心に傷として忘れられません。(つぶあんこ)

 12、長女が生まれて間もなくのこと、普段は離れて暮らしていますが、毎週末、義父母の家に親子3人で泊まりがけで行っていました。楽しみにしておられるからと、主人が出張に出かけていない中、初めて生後1カ月の娘と2人でドキドキしながら義父母宅へ泊まりに行くと、「あんた、人を使うのが上手だね」と言われ、体が硬直しました。そんな気持ち毛頭ありません。人を使うだなんて…。即主人に電話しました。「何だと」と怒り、義母に抗議してくれました。でも、忘れられないです。

 13、問題にぶつかったら、それは自分に出された課題だと思いなさい。正面から必死に立ち向かえば、必ず越えられる。けれども、逃げたら、必ず後で4倍になって再度同じ課題がやって来る。子どもの時座禅会で聞いたお話しですが、今でもその通りだと思っています。問題から逃げないことが私のモットーです。

 14、以前一緒に働いていた同僚と子育てについてよく話をしていました。お互いに愚痴ったり。そんな時、私が子育てについて反省し自己嫌悪になっていると、「全部、正解ですけん!」と言ってくれました。悩みながらの子育て。今もその言葉に救われています。ありがとう。

 15、私が、乳がんになったことを人に話すと「かわいそう」と4回も言った人がいます!! 私は、嫌な気持ちになりました。私は、かわいそうではないと。でも、相手や他人は、その人の価値観で言っていると思うので、どうでもいいわと思うようになりました!!(やっこ)

 16、高校卒業の時、担任の先生から頂いた言葉「その強さがあれば大丈夫 ゆっくり一歩ずつ」は、大人になった今でも心に残っています。そして私の背中を押してくれます。(梅子)

お寺の掲示板にはユニークな言葉や深い言葉が(資料)

 17、言葉は人を元気にすることもできるし、その逆もあると心に銘じて生きています。私は鼻筋が低く曲がっています。高校生の頃に父親から「大人になったら整形した方が良い」って言われました。激しく落ち込みましたがある日、近所のお寺の掲示板に「心優しい人は顔も優しい」と書いてあり少し救われました。この言葉は今でも私の座右の銘です。(ネコネコ)

 18、子育てに悩んでいて、姉に相談したとき。「大丈夫! 〇〇(赤ちゃん)は今日も生きてるでしょ!? それだけで100点!」と、言ってもらえたのが忘れられません。確かにそれだけではだめかもしれませんが、当時の自分は初めての育児で分からないことだらけ。パンク寸前でした。姉に言ってもらえた言葉でスッと心が軽くなったのを思い出します。(めとは)
 

記者雑感 記憶に強く残る 対面でのやり取り

 日々、私たちはさまざまな場面でたくさんの言葉に出会っています。本の一節や映画などのせりふで印象に残った言葉の投稿が多いかなと思っていたので、ほとんどが身近な人に直接言われたものだったことが、少し意外でした。通信機器が進化して、離れていてもコミュニケーションを取ることはできますが、対面でのやり取りの方が記憶に強く残るのかもしれません。
 投稿を読み、相手を思う言葉の優しさや励ましの力強さに、こちらまで温かな気持ちになりました。一方で、何気ない一言が相手を傷つけることもあります。言われた方は小骨のように刺さり続け、ふとした時に思い出しては嫌な気持ちになるのだと思います。言葉を世に出す仕事をしている者として、肝に銘じなくてはと感じました。(担当記者)

次回テーマ「脱毛」

 次回のテーマは「脱毛」です。介護される時のためにデリケートゾーンをきれいにしておく介護脱毛や、小学生から始めるキッズ脱毛、ヒゲやすねのメンズ脱毛など、世代や性別を問わず広がっています。悩みや疑問、エピソードを教えてください。
 コメントをツイッターとLINEで募ります。ツイッターは「 #さんコメ 」をつけて、つぶやいてください! 匿名OK。ペンネームがあるとうれしいです。10月上旬に特集を組みます。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 忘れられない言葉 「あなたは、あなただからね」「クソババアの子!」「その強さがあれば大丈夫」 さんコメ! - 山陰中央新報社 )
https://ift.tt/0CU3HPy

No comments:

Post a Comment