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声優・木村昴が座長を務める天才劇団バカバッカの公演『ダディーフー？』が、11月5日、6日に滋賀・栗東芸術文化会館さきら 中ホールにて行われる。それに先立ち本日3日、取材会が行われ、木村自ら見どころを語った。
今回の公演内容、あるお葬式に集まった人たちが巻き起こす一夜の物語で、他人だと思ったら実は兄弟だったというドタバタファミリーコメディー。
2009年10月に劇団を立ち上げ、これまで20公演以上行ってきたが、劇団の魅力については「アドリブの多さが売りで、ほぼほぼ2時間会話で行っています。台本にないセリフやシーンがたくさんあるので、本番になってみないと『どうなるかわからない』というのが楽しみです」とにっこり。
演劇への思いとしては「せっかく劇場に足を運んでいただくので、その中でも僕たちは『笑ってほしい』『安心してハッピーエンドを迎えられる』公演を作ってきたので、無責任に結末をお客さんに委ねる演出をしていない。気持ちよく終えられる演劇を追及しています」と力説。
しかし、今作は「ただ、『笑ってほしい』と言いながら泣けるシーンがある。泣いてすっきりしてもらえたらなと思います」と伝えた。
現在、アーティスト活動のほか『おはスタ』（テレビ東京）、『ヒルナンデス』（日本テレビ 木曜レギュラー）と朝・昼の生放送番組にも出演し、多忙の毎日を過ごしている木村。2005年にアニメ『ドラえもん』ジャイアン役として声優業をスタートさせており、充実した役者人生を送っていることから「今、役者として一番楽しそうに見えます」と伝えると、「ははは、今が一番楽しいですね！」と即答。
役者として大切にしていることは「枠にハマらないようにしています。ベースにあるのは声優なので、テレビ出演する際は「声優」として紹介させていただいていますが、『声優はこうあるべき。声優だからできない』ということに捉えられたくないなと思っています」。
「『声優だからやってはいけない』ということはないでしょうし、アーティスト活動や落語だったり、声優としてさまざまなことに挑戦しました。大きな意味では、どれもエンターテインメントのひとつだと思いますので、やりたいことをやれている今は充実して楽しいです。目指すは『アイツ、結局何者だったんだ？』と言われることが目標かな？」と笑いを誘った。
■公演概要
日時：
2022年11月5日（土）18:00
2022年11月6日（日）13:00
会場：＜滋賀公演＞栗東芸術文化会館さきら 中ホール
出演：
木村昴 レノ聡 赤間直哉 野村龍一
津賀保乃 うみぐちうみ 平井杏奈
森谷勇太 篠崎彩奈
演出・脚本：木村昴
演出助手：若林佑真 (PxxceMaker’)
舞台監督：本郷剛史
照明：山内祐太 ／音響 古川直幸 (Led）
衣裳：車杏里 ／ヘアメイク：美ヶ原美々
制作：西村琴美
製作：天才劇団バカバッカ
協力：キョードー大阪
からの記事と詳細 ( 木村昴、人生で今一番楽しい「声優だから」のNGなし 朝昼の生放送など多忙…目標はアイツ何者？｜秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版 )
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