インタビュー連載「書きかけの履歴書」では、6月号で藤間紀子さんにご登場いただきました。
松本幸四郎(現・松本白鸚)の妻にして、市川染五郎(現・松本幸四郎)、松本紀保、松たか子の母。
梨園の裏方として自宅と劇場を1日に4往復しながら、子供3人を育て、しかも4匹の犬の世話まで……。
そんな暮らしを振り返りながら、彼女は言います。
「私は常に真っ白でありたいんですね。自分から求めていく生きかたではなく、主人や子供たちから求められたときに、いつでも柔軟に対応できるような。妻として女性として、できるだけ真っ白な存在でいたいんです」
10年以上も前のインタビューですが、現在のご主人やお子さんたちの活躍ぶりを見ると、今もなお、真っ白に受け止めてくれる彼女の力が大きいのかもしれません。
前に出て光を浴びるのではなく、陰で、裏で、脇で、誰かを支える。
7月号で表紙を飾っていただいた仁科亜希子さんも同じようなことを語ります。
「女優に復帰して思うのは、本当に上手な方々がたくさんいらっしゃるな、ということ。でも、そんな中、私は私でしかないのだから……月の輝き、ムーンパワーって素敵でしょ。そんな、月のような光を放つ女優になりたいんです」
26歳で芸能界から離れ、結婚、育児、闘病を経て、20年ぶりに女優に復帰した仁科さんは、冷静な目で周りを見渡しながら、これからの自分について考えていました。
創刊号から始まった連載のひとつに「贅沢の演出家たち」という企画がありました。
私たちが今では当たり前のように楽しんでいる文化や趣味、レジャーを初めて日本に広めた女性たちについて、掘り下げて取材したノンフィクション記事。ホテル、ファッション、料理、映画といったジャンルに分けて、既に故人となってしまった伝説的な人物に触れています。
6月号と7月号では、「パリからオートクチュールが来た日」と題して、元・西武百貨店パリ駐在事務所代表の堤邦子さんを2回にわたって取り上げました。
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