自転車トラック種目の女子中距離で、東京五輪代表入りが有力視される梶原悠未(23)=筑波大大学院=が、10日に「母の日」を迎えるにあたり、二人三脚で全力サポートしてくれる母・有里さん(48)への感謝の思いをスポーツ報知に寄せた。有里さんは国内3拠点で梶原と同居し、練習やトレーニング、生活面の全てで支えている。梶原は来夏の五輪金メダルで恩返しすることも誓った。
いつも母の日が近づくとショッピングに出かけて、お母さんがほしいものをあげていたね。ディズニーが好きだから、去年はミッキーマウスのティーポット。でも今は外に出かけられない。お母さんは友達と会ったり、息抜きの時間をなくして支えてくれているから、今年も一番に「ありがとう」と言いたい。それと、私自身も「人間的に大人になる」ことを母の日にあたり、宣言します。
普段から全力で支えてくれているのは伝わっています。互いに本気だから熱くなって泣いている姿も見ました。ウェートトレでは疲れて重量の数値が上がらないこともある。そんな時、お母さんは「今のは(しゃがみこみが)深すぎたんだよ」と言葉を選んで言ってくれる。でも私は自分が疲れていると理解しつつも、お母さんのせいにして。お母さんも疲労でつらいはずなのに…。これからは気持ちをコントロールしたい。もっと大人になりたい。
目標を問われ 中学3年で(当時取り組んでいた)競泳の全国大会に行けなかった時、お母さんは「競技を変えることは悪いことじゃない。逃げることじゃない」と背中を押してくれた。この言葉は私の人生を変えました。高校に入って自転車競技を始めてからも常に「目標は?」「夢は?」と聞いてくれた。明確な目標を持ち続けることは、毎日の練習を積み重ねる上でも一番大切な要素。お母さんのおかげで目標を立ててクリアしていくクセがついたと思います。
大学4年で日本代表の拠点の(静岡県)伊豆市に住んでからは週に2、3度「お風呂上がりのマッサージ」も。やってもらっていることは返しきれないけど、感謝の気持ちは形でも表したい。
今年の世界選手権では、レース当日(2月29日)が4年に一度のお母さんの誕生日(日本時間)だったので金メダルを取ることに意味があると思っていました。ずっと「おめでとう」と言ってメダルを渡したいと思っていたのですごいうれしかった。最大の目標の東京五輪で金メダルを取って恩返しをしたい。絶対に金メダルをかけてあげたいです。(構成・宮下 京香)
◆梶原 悠未(かじはら・ゆうみ)1997年4月10日、埼玉県生まれ。23歳。埼玉・筑波大坂戸高、筑波大を卒業、筑波大大学院在学。1歳から中3まで競泳に取り組む。高1で自転車競技を開始。2015年の世界アジア選手権でポイントレースなどで5冠。17年W杯のオムニアムで日本勢初優勝から2連勝。昨年も2連勝し通算4勝。アジア選手権は4連覇中。2月の世界選手権日本女子初の金メダル。家族は両親と弟。155センチ、56キロ。母の手料理ではハンバーグが好物。
報知新聞社
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