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Tuesday, September 8, 2020

水筒から考える江東区の教育現場(令和2年度調査) - さんのへあや(サンノヘアヤ) - 自社

さんのへ あや ブログ

今年も9月に入りましたが、連日の猛暑に加えて感染症予防の為のマスク着用が相まって、例年以上に熱中症のリスクが高まっています。 私は去年に引き続き、所謂「水筒持参問題」について実態調査を行いました。学校管理権の名の下に子ども達の安全が危ぶまれている実態を危惧しています。 去年に私が江東区立小学校(全45校)を対象に行った水筒持参の可否と中身の実態調査についての詳細がこちらです。 「水筒から考える教育現場(令和元年度調査)」 今年も情報開示請求の結果、およそ128ページに渡る全45校の通達文章を入手する事ができました。それらを纏めた結果が下記の通りです。 素晴らしい事がありました! 去年は水筒の持参可否について明文化されなかった学校もありました。しかし今年は全45校、全ての学校において水筒の持参が認められています! 去年は運動会シーズンのみ水筒持参を許可していた学校も存在しました。今年は運動会の中止を受けて学校への水筒持参を中止する事も懸念されていましたが、杞憂に終わりました。本当に良かったです。 江東区立の全小学校で水筒持参が可能となった事は大きな前進と捉えて良いと思います。 一方、やはり課題が残るのはその中身の指定についてです。 水筒の中身を細かに指定する学校から、相変わらずお水のみという学校まで、全く統一性の無い結果となっています。 (個人的にはお湯OKの判断根拠も気になるところです…。) なお今年は、その水筒持参を許可した理由も様々でした。 「水道水(冷水器)が安全だ」と明記する学校から、「水道水は流しで密になる状態になるため安全ではない為に避ける」と明記する学校まで様々です。 これでは何が良くて何がダメなのか、学校の通知を読んでもわかりません。保護者も児童も混乱していると思います。 水筒持参について対応が混乱するのは、国(文科省)の通達が曖昧な事も原因と思います。 ■文部科学省通知 熱中症事故の防止について(依頼) 1. 適切な水分補給や処置を行うことができる環境の整備等について 熱中症は、活動前に適切な水分補給を行うとともに、必要に応じて水分や塩分の補給ができる環境を整え、活動中や終了後にも適宜補給を行うこと等の適切な措置を講ずれば十分防ぐことが可能です。 ■文部科学省事務連絡 「熱中症予防月間」における熱中症事故の防止について(令 和2 年6 月29 日) 熱中症は、気温・湿度などの環境条件に配慮した運動の実践や、こまめに水分や塩分を補給し休憩を取ること、児童生徒等への健康観察など健康管理を徹底することによって防止できることができます。関係の皆様においては、登下校中も含めて、必要に応じて水分を補給できるよう水筒を持続きをみる

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