
不妊治療を経て出産した経験を描いた漫画「私が娘を妊娠してから~私の心のモヤモヤ~」がSNS上で話題となっています。不妊治療をしていたとき、他人の妊娠報告を素直に祝福できなかった女性。自身が妊娠・出産したときは周囲から祝福され、感謝の気持ちでいっぱいでしたが…という内容で「涙が出ました」「その気持ち、よく分かります」「すてきなお話をありがとう」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。 【漫画】本編を読む
不妊と子育てのギャップが苦しく…
この漫画を描いたのは、主婦のちえ(ペンネーム)さん(30)です。インスタグラムでイラストやエッセー漫画を発表しています。 Q.今回の漫画を描いたきっかけは。 ちえさん「最初は、妊活・不妊治療についての現状や治療内容などをもっとたくさんの世代に知ってほしい、理解してほしいという気持ちからでした。しかし、その後、子育てをしているときに出てきた自分のモヤモヤした感情に対し、『他にもこんな気持ちで悩んでいる人がいるのかな?』と思うようになり、不妊と子育てのギャップで苦しんだときの、ありのままの感情を描いてみようと漫画にしました」 Q.“モヤモヤ”は誰にも打ち明けられなかったのでしょうか。 ちえさん「私が弱音を吐いたら、『不妊治療してまで産んだのに?』と言われるんじゃないかと勝手におびえていたので、夫以外には打ち明けることができませんでした。実際には、そんなことを言う人は私の周りにはいないのですが…」 Q.今、過去の自分に声をかけるとしたら。 ちえさん「当時は子育てに夢を描いていた分、思い通りにできない自分や大変な毎日に泣きそうになっていました。でも、『それが当たり前だよ!』と言ってあげたいです。全部が初めての経験なのだから、間違えたり、できなかったりしても気にすることはないです」 Q.現在、モヤモヤを抱えている方にアドバイスはありますか。 ちえさん「妊活、不妊治療を経て、育児の壁にぶつかっている人がいたら、自分を責めることはすぐにやめてほしいと思います。人と話すことですごくリフレッシュできるので、支援センターなどに行き、同じ悩みを共有し合うことをおすすめしたいです」 Q.今は育児を楽しめているのでしょうか。 ちえさん「モヤモヤした気持ちはもうありません。娘が徐々にイヤイヤ期に突入しているのでイライラすることはありますが、それも含めて、娘と共に成長していく毎日が楽しいです」 Q.つらく、苦しい経験を漫画にすることで、どのような効果がありましたか。 ちえさん「自分の気持ちを言葉にすることで、しっかり区切りをつけられたように思います。形として残せるので、初心に戻りたいときや思い出したいときに読み返せるのがよかったです」 Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。 ちえさん「一番多かったのは共感のコメントでした。私と同じく、赤ちゃんを授かるのに時間がかかった人は『あんなに望んだんだから、つらいなんて思っちゃだめだ』とみんな、どこかで罪悪感を持っていたと伝えてくれました。あとは、友達が教えてくれた『お空の赤ちゃんたちがけんかしている』というエピソードに対して、『すてきなお話』『あの頃の私にも教えてあげたい』などと言ってくださる方がたくさんいました」 Q.現在、取り組んでいる創作活動は。 ちえさん「不妊治療漫画の他に『小5の時 パンツを盗撮された話』など、自分の体験談を描いています。引き続き、印象的な体験があれば描いていきたいと思っています」
オトナンサー編集部
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