第13回では、姿を消していた算太(濱田岳さん)に召集令状が届き、久々に橘家に帰ってきたのもつかの間、算太は出征する。人手も材料も乏しくなった「たちばな」は、次第に商いを縮小せざるを得なくなる。一方、雉真(きじま)繊維は戦争の勢いが増すにつれ軍への納入も増え、事業を拡大。稔(松村北斗さん)には、銀行の頭取の娘との縁談が……。
そのことを知った勇は稔の元を訪ね、「あんこのこと傷つけたりせんて信じとったのに」と胸ぐらをつかむも、稔は「そんじゃったらお前が慰めててやったらええ」と言い返す。勇は、自暴自棄になっている稔を殴り、「ふざけんなよ! 兄さんだから諦めたんじゃ……」と涙を見せた。
SNSでは「勇が男らしいぞー」「大阪まで殴り込みにいく勇ちゃん、さすが」「良い弟過ぎる」「勇ちゃんの行動力、すごいなぁ」「殴った勇ちゃんもつらいよね……」「稔さんと勇ちゃんのシーンつらすぎた」「でも誰も悪くないんじゃ」「勇ちゃんの想(おも)いと稔さんの涙に泣いた」と、複雑な声が上がっていた。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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