三遊亭円楽さん高座に復帰「のんびりやる、ノー高速だから」 - 読売新聞オンライン

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　脳 梗塞（こうそく） のため約７か月間、休養していた落語家の三遊亭円楽さん（７２）が１１日、国立演芸場（東京都千代田区）で落語の高座に復帰した。

　この日、トップバッターで出演した円楽さんは観客の大きな拍手に感極まったように手ぬぐいで目をぬぐいつつ、「あとの人生、急がない。のんびりやる。病気がノー高速（脳梗塞）だからね」と軽妙に笑わせた。そして、滑稽 噺（ばなし） の「猫の皿」を、寄席の空気をいとおしむように語った。

　当初、１５分の予定だった出番は約３０分に。その後、３０分近くも取材に応じた円楽さんは「ありがたいなと思ったのは、昔覚えたら（落語は）忘れていない。これなら、まだまだみっともない形でも、やれるかな」としみじみと語った。

　円楽さんは同演芸場に１４、１５、２０日にも出演を予定している。レギュラー出演していた日本テレビの演芸番組「笑点」への復帰時期は未定という。

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