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Monday, August 29, 2022

一番くじのラストワン賞「子どもが予約済みだからダメ」の対応に異論噴出。閉店した公式ショップだけでなくコンビニにも向けられる「不正販売」疑惑 - MONEY VOICE

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コンビニなどで販売され、様々なキャラクターグッズが当たるくじ引きとして人気のある「一番くじ」だが、その「ラストワン賞」を巡るトラブルがSNS上で投稿され、大きな議論となっているようだ。

一番くじは商品にもよるが、だいたい60~100本程度が1ロットとなっており、そのなかに各賞が存在し、さらに1ロットで一番最後のくじを引いた人が得られるのが「ラストワン賞」となっている。

渦中のツイート主は、ファミリーマートで販売されていた『ちいかわ』の一番くじのラストワン賞が欲しかったようで、くじの残り12個を買い占める形でそれをゲットしようとしたものの、ツイートにあるように「子どもが予約済みだからダメ」だという、まさかの断われ方をしたのだという。

公式ショップでの不正販売が発覚したばかりの一番くじ

今回取沙汰されている『ちいかわ』のものだと、くじを1回引くのに650円かかるなど、明らかに大人向けの娯楽として浸透している感がある一番くじ。

人気アニメとのコラボ企画ともなると発売当日の早々に売り切れることもザラで、ブーム最盛期の2020年に発売された鬼滅の刃の一番くじは、発売日の朝7時前に売り切れといった声もあがるなど、全国各地で即日完売となったことが当時大きな話題となった。

このように人気が大いに高まっているいっぽうで、その景品が転売されることも横行しており、つい最近では今年7月に発売されたバラエティー番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の一番くじにおいて、くじが発売される前の段階で、早々とフリマサイトで景品が出品される事態に。くじ1回分700円で得られる可能性がある景品ながらも、そこでは2万円から3万円台という高値で出品されていたという。

このように人気が過熱するいっぽうの一番くじだが、今年8月にはそのオフィシャルショップにおいて、一番くじの不正販売が行われていたことが発覚。

報道によれば「一番くじ公式ショップ 大阪日本橋店」において、特定の賞がなくなった後の残りのくじ券を、新たなロットのくじ券の中に混ぜて販売するということが、数年前から行われていたといい、これにより本来購入者に渡すべきラストワン賞を提供していなかったという。

運営会社のバンダイナムコアミューズメントは、提供されなかった景品の横領や転売はされていなかったと弁解したものの、宙に浮いたラストワン賞の行方に関しては、これといった説明はなし。不祥事発覚後、当該店舗はすぐさま営業終了となり、そのまま幕引きとなったのだ。

コンビニでもラストワン賞を巡る不正が続出か

冒頭で取り上げたファミマの『ちいかわ』一番くじの件だが、今回のツイート主の投稿に対して、自分も正当な権利があるにも関わらずラストワン賞がもらえなかった、といった体験談がいくつか寄せられている状況。

販売するコンビニによる店舗ぐるみの行為か、あるいは景品目当ての店員の一存かどうかはともかく、先述のオフィシャルショップと同様に、多くのラストワン賞の景品がくじ購入者に渡ることなく、どこかに消えているという状況があるようなのだ。

いっぽうで今回の件は、『ちいかわ』といういかにも子どもが好きそうなキャラクターとあって、何もわかっていないコンビニ店員が子どもに気を利かせて、そういったことをした可能性も無きにしも非ずといったところで、一部からは「子どもを優先すべし」といった声もあがる。

とはいえ、こういった優遇を許せば、今後子どもをダシにしてラストワン賞をゲットしようと目論む転売ヤーが増えるとの見方もあり、たとえ善意による行為だったとしても、店員のこの対応は許されないとの意見も多いようだ。

人気のアニメやゲーム、果てはバラエティ番組や回転寿司店とのコラボなど、その柔軟な企画力で話題となることも多い一番くじ。それだけに、ここに来て相次いでいる、その公平性や透明性を大いに疑われるような事象に対しは、しっかりと対処して欲しいというのが、多くのファンの願いのようだ。

Next: 「一番くじの対象年齢15歳以上だしね」

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