・下請けの部品製造町工場が、自社製品を開発・販売する理由
有限会社小沢製作所は、創業から50数年ひたすら「精密板金部品」の下請け仕事に明け暮れてきました。作っている部品は、食品の安全検査装置、エレベータ、医療用機器など社会や人々にとってなくてはならないものばかりです。しかしただの部品であり、人々の役に立っている実感も薄く、やりがいの感じにくい仕事でした。また下請けという構造上、他の会社でも同じものを作ることができ、業績は頭打ちになっていました。2019年に3代目代表に小沢達史が就任したことを契機に企業理念とビジョンを新たに策定し、「ユーザーに近いところでものづくりをしよう」と始めたのがアウトドア自社製品の開発と販売でした。
・町工場だからこその「引き算の製品開発」
町工場が自社製品を作るには多くの「足りないもの」があります。小焚台は、その足りないものを逆手にとって生まれました。製品は機能やデザインに凝るほど材料・加工コストが増していきます。そこで自社の設備や資源を見直し、あえて完成品でない「お客様に作ってもらう」製品に至りました。いつも私たちは当たり前のように金属を加工していますが、その体験を少しでもユーザーの方々ができれば、それは貴重な体験になると考えました。
・工具を使わず手で金属を工作することができるキット
小焚台の組み立てに工具は必要ありません。枠から部品を取り外し、裏面の端面に付属のやすりをかけ、折れ線にそって金属を曲げ、蝶ねじで留めれば完成です。折り紙ができるお子様でしたら、問題なく組み立てることができます。
また金属表面にお絵描きをすることもできます。クレヨン、色えんぴつ、油性マジックなど普段お子様が使っている道具を使って、自分だけのたき火台にデコレーションすることができます。やりがいを感じるほどよい難しさと、世界に一つだけの道具を作る体験は、お子様の学びと成長を後押しします。
・製品に込められた想い、それは思い出を作ってもらうこと
小焚台は製品パッケージのままですと、ただの金属の板です。この製品は、金属の板をたき火台に工作するクラフト、そこから生まれるたき火というアクティビティ、そしてたき火をつかった簡単な調理という一連の体験を生み出すためのものです。製品への愛着よりも、それを使った素晴らしい思い出を作ってほしいというという想いが込められています。工作、火つけと頑張ったお子様にはぜひご褒美として、一緒にスモアを作りましょう。小焚台のたき火でマシュマロを焼いて、板チョコとビスケットで挟んだおやつです。最後においしいおやつを食べることで、五感すべてをつかった体験となり、お子様にとってより深く残る思い出となるはずです。
またイベントやワークショップでの使用もおすすめしております。小焚台のキットを手元に用意できれば、火つけ体験やマシュマロ焼き体験など、キャンプ場様やイベンター様が集客の際に利用しやすいコンテンツとなります。すべて国内の自社工場で作っていますので、イベントなどに合わせてロゴなどを個別にレーザ刻印する特注品にも対応できます。
・商品の概要
商品名 小焚台(コタキダイ)
サイズ 21cm x 29.7cm (組立前)
約15.5cm x 13.2cm x 5.2cm(組立後)
パッケージサイズ 24cm x 37cm x 0.8cm 約330g
メーカー希望小売価格 税込2,200円
販売場所 公式ECサイト(https://ozops.thebase.in/items/68732712)
発売日時 2022年11月9日(水) 15時より
発売に合わせてWITH HARAJUKU(東京都渋谷区神宮前1-14-30)にてポップアップストアが期間限定でオープン。発売間もない小焚台をお手に取っていただけます。開発者も在店予定です。
2022年11月18日(金)~19日(土) 11:00~18:00 (日刊工業新聞主催FACTORY’S GOODs @WITH HARAJUKU内)
ポップアップストア詳細はこちらまで
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000033323.html
▶有限会社小沢製作所について
社名 有限会社小沢製作所
所在地 東京都八王子市美山町2161-6(美山工業団地内)
代表者 代表取締役 小沢達史
事業内容 精密板金部品・板金筐体の製造・レーザ加工
資本金 4,940万円
法人設立 1966年12月1日
からの記事と詳細 ( 【金属工作とたき火】町工場だから開発できた、親子の時間を演出する体験型たき火台"小焚台"登場! - PR TIMES )
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