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Friday, April 3, 2020

今だからみたいビートルズ映画 最後に選んだのはドキュメンタリーだった 『レット・イット・ビー』(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

 【今だからみたいビートルズ映画】

 1970年4月、ポール・マッカートニーが脱退を表明して、ビートルズが解散した。

 映像作品にも積極的だったビートルズの最後の主演作『レット・イット・ビー』(70年)は同名アルバムの制作風景を追ったドキュメンタリー映画。ここまで凝りに凝った映像を送り出してきた彼らが最後に選んだのがドキュメンタリーだったことは興味深い。

 何と言っても心躍るのはアップル本社の屋上でのセッション。極寒のなか、ビートルズをひと目見ようと近隣のビルの窓にまで人々が鈴なりに。

 真っ赤なコート姿のリンゴ・スター、『アイ・ミー・マイン』をバックにオノ・ヨーコと踊るジョン・レノン、風に髪をなびかせて『ゲット・バック』を歌うポール…。

 この後に起こる“何か”を予感させるシーンが続くなか、4人は『ドント・レット・ミー・ダウン』や『アイヴ・ガッタ・フィーリング』などを披露した。しかし、彼らは解散の道を選ぶ。

 ビートルズ解散の衝撃は世界の名監督を刺激した。マーティン・スコセッシが挑戦した『ジョージ・ハリスン リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』(2011年)は多彩な才能を発揮し、解散後もソロとして数々の名曲を生んだジョージを描いている。

 彼の少年時代、ビートルズ誕生の苦悩などを描いた『第1部』、解散後に多くのミュージシャン(エリック・クラプトンやトム・ペティなど)との交流や、親交のあった人々との貴重な証言をもとに構成された『第2部』。上映時間3時間半の重厚な音楽ドキュメンタリーだ。

 『レット・イット・ビー』から50年がたち、最新の技法でビートルズに挑んだのがロン・ハワード。『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK-THE Touring Years』(16年)は、1963年から66年までの3年間のライブを追った衝撃と感動のドキュメンタリー。

 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)でアカデミー賞に輝いたピーター・ジャクソンが今、『The Beatles Documentary』を制作中だという。ビートルズ映画は心に残る宝物なのだ。(夏目映視)

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April 03, 2020 at 02:56PM
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