見た目による強力なバイアス
私たちは人を見ると、すぐさま見た目で判断します。人は見た目で決まるなどと言われるように、相手について何も知らなくても、パッと見た感じでその人について想定し、判断し、自身も判断されます。 メガネをかけている=真面目 服装が派手=目立ちたがり 金髪=不良 高身長=カリスマ性がある このように、容姿、着ている服、髪の色、身長、体重等の外見により、私たちは無意識的に相手への態度や行動を変えます。ほかにも「肩書」などの表面的な情報で推測して、無意識的に相手との距離を調整し、態度や行動を変えることもありますね。 人は視覚から80%もの情報を得ていると言われます。それゆえに、視覚からの情報だけで実に多くのことを決めてしまうのです。 第一印象や直感をもつことは問題ありませんが、意識しないと外見や表面的な情報だけで人を評価しがちになります。事実にもとづいた情報がわかってから判断した場合とでは、大きく結果が異なることもあるでしょう。 その事実を認識し、人を評価したり、対応するときは、偏見への意識を高め、事実をもとにして判断に根拠を持つように心がけてください。 人は見かけによらないのです。 偏見にはそれなりの機能がありますから、それ自体は問題ありません。コミュニケーションのスパイスにもなることもあるでしょう。 しかしキャリアや人生、組織等に大きな影響を与え、「理不尽な結果や差別を生むもの」には対応しなくてはいけません。性別、年齢、人種、国籍、LGBT等への偏見は最たるものです。
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