観察、採集、飼育。虫をこよなく愛する人は自分たちのことを「虫屋」と呼びます。その世界を少しだけのぞいてみました。
口コミで25年、「ミマツサロン」とは
「今夜は、虫屋が集まっています。」
名古屋市南区のあるビルの扉には毎月第1、3木曜になると、こんな紙が貼られる。扉を開け、狭い階段を2階に上がると、約30万もの標本が入った棚が目に飛び込んでくる。
午後7時、その傍らに虫屋たちが集まり始めた。
「こんなに大きいマダニ見たことない。せっかくだから持って来たよ」
参加者の一人、岩田圭二さん(66)が、ブルーベリーほどの大きさのマダニが入った透明な袋をカバンから取り出した。数人が身を乗り出し、食い入るように見入る。
「今年は例年よりも(虫が)少ない気がする。昼と夜の寒暖差が激しいからかな」
「あそこでこの虫を見つけた。今年はもう出てきてた」
虫屋たちの主な目的は情報交換だが、話が脱線することもある。
「虫屋」の集まりに参加するなかには、新種を見つけたことがある人も。そんな人たちの虫探しにも同行してみました。記事後半で紹介します。
作者が5月に亡くなった絵本…
この記事は
有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:1962文字/全文:2388文字
からの記事と詳細 ( 「せっかくだからマダニ」 のぞいてみた「虫屋」の世界 - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/3f2lrht
No comments:
Post a Comment