部員間で仕事理解、住民に紹介
南砺市商工会青年部は、地域や部内の連携強化につなげる新事業「なんとつながリンク」を十一月一日に始める。全国屈指の部員数を誇る青年部のネットワークを最大限に生かし、地域の困り事解決や新ビジネスの創出を目指す。(広田和也)青年部には飲食や宿泊、観光、建築業などで働く百六十人が在籍し、職種も豊富。ただ、地域住民に青年部の事業所の存在が認知されずに市外に仕事が流出している現状や、部員同士で事業内容を把握しておらず、ネットワークを生かし切れていなかった。
新事業では、ビジネスマッチングオンライン窓口を開設。部員専用の会員制交流サイト(SNS)を活用して部員の本業を紹介し、新たなビジネス創出を目指す。地域住民向けには、「なんとつながリンク」のステッカーを貼った事業所が、車の修理や雨漏り、改築などの相談を受け、対応できる専門の事業所を紹介する。
二十五日は、青年部の久恵(きゅうえ)健治部長(38)ら役員三人が、所属する福野の和菓子店「朝山精華堂」に専用のステッカーを配布。住民に事業を伝えるチラシも用意した。久恵部長は「青年部の事業所だけで困り事は対応できる。百六十人のネットワークを生かしていきたい」と話した。
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