秋篠宮さまが、11月30日に56歳の誕生日を迎えられます。「文藝春秋」は秋篠宮家の内実を報じてきました。秋篠宮さまと親交の深い江森敬治氏(毎日新聞編集委員)による「秋篠宮が語る悠仁さまの5年」(「文藝春秋」2012年1月号)を特別に全文公開します。(全2回の2回目/前編から続く)
(※年齢、日付、呼称などは掲載当時のまま)
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眞子さまは「厳しくしつけてくれたことに感謝」
幼い子どもに目を細める宮さまだが、一方で「父」としての大変に厳しい一面も持っているという。
今年、20歳を迎え成年皇族となった長女・眞子さまは、10月23日の誕生日を前にした記者会見で、「父」についてこう述べた。
「かつてはよく怒る父親でございましたけれども、最近はすっかり丸くなっております」
「昔は全般的によく怒る、本当にもうそれしか言いようがないのですけれども、厳しいこともありました。厳しくしつけてくれたことに感謝しておりますけれども、導火線が少々短いところがあったと申しますか……」
かつて、宮さまは子育てやしつけには厳しかった。
しかし、最近は「丸くなった」のか姉の眞子さま佳子さまに比べると、悠仁さまを叱ることが少ない。悠仁さまが悪さをしても怒らないものだから、姉二人は悠仁さまを指して「叱れ、叱れ」と宮さまを促すこともある。
紀子さまは悠仁さまに「よおく、考えてみましょうね」
私も似たような光景を見たことがある。宮さまとお会いしている時に、紀子さまが悠仁さまを連れて部屋に入って来られた。悠仁さまは元気一杯だった。
見知らぬ人がいるものだから、余計に照れくさいのかうれしいのか、椅子やテーブルの脇をすり抜け部屋の中を駆け回り、少しもじっとしてはいない。宮さまは走り回る悠仁さまを目で追うだけだ。その目元はゆるみ、楽しんでいるようにも見えた。ついには紀子さまが抱きとめられ悠仁さまを、
「よおく、考えてみましょうね」
と諭したが、また、その手をすり抜けて悠仁さまは走り出したのだった。
とはいえ、将来の天皇である悠仁さまに、秋篠宮さまはどのような教育方針を持っているのか。国民の大きな関心事だろう。
悠仁さまが生まれて2年後の記者会見では、さっそく秋篠宮さまに対し、いわゆる「帝王教育」についての質問があった。
からの記事と詳細 ( 「自分たちのことでお金をかけたくない」眞子さん渡米後の秋篠宮家は…紀子さまは落ち着かない悠仁さまに“よおく、考えてみましょうね” - 文春オンライン )
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