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Wednesday, March 23, 2022

「今だから、古典を一生懸命に」 中村時蔵さん語る女形の心 - 朝日新聞デジタル

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 歌舞伎界のいまを伝える、オンラインイベント「かぶき特等席」の最終回が7日、朝日新聞東京本社内で開かれました。ゲストは立女形の一人、中村時蔵さん。若い世代に向けた言葉からは、伝統をつないでいく決意がにじみました。

 昨年、襲名から40年を迎えた。4歳で祖父を、6歳で父を亡くした時蔵さんを見守ってくれた一人が、祖母の小川ひなさんだ。「お稽古事も、大変好きでございました。本当は自分が歌舞伎をやりたいような人だったんですね。おじいさんも、よくダメ出しをされていたそうです。名前や家を大事にする人でしたから、随分厳しく言われました」

 時蔵さんが出演する公演は必ず初日の切符を購入し、客席前方で観劇していたという。「先輩から『だから、お前と出ると嫌なんだよ』と言われたこともありました」と振り返った。

■忘れられない 先輩のひと言…

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