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Thursday, May 12, 2022

【大学野球】 亜大・田中幹也「自分だからできることがある」 持ち味の俊足で存在感をアピール - スポーツ報知

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◆東都大学野球春季リーグ戦第5週第1回戦▽青学大2―3亜大(12日・神宮)

 春季リーグ戦の優勝を決めている亜大の主将・田中幹也遊撃手(4年=東海大菅生)が、青学大との初戦でも存在感を示した。

 1―2で迎えた6回裏。先頭の田中の右前安打をきっかけに、チームは2死満塁のチャンスを作った。そこで7番の笠松拓真外野手(2年=神戸国際大附)に右前2点タイムリーが飛び出し、逆転に成功した。

 田中は50メートル5秒8の俊足の持ち主。4月14日の国学院大戦では、1試合6盗塁のリーグタイ記録をマークした。今季の打率は3割6厘で、盗塁数はリーグトップの11。身長166センチと小柄でも「ハンデは感じていない。小さいけど自分だからできることがある」と胸を張った。

 前日(11日)、OBの東浜巨投手(福岡ソフトバンクホークス)がプロ野球史上84人目(95度目)のノーヒットノーランを達成。生田勉監督(55)は「東浜もすごいが、田中もすごい。ほかの選手も頑張らないと」と田中の努力に感心した。

 亜大は、6月6日から開催される全日本大学野球選手権(神宮、東京D=報知新聞社後援)に出場。走攻守そろった全力プレーで勝利に貢献したい。2002年以来5度目の優勝へ向け、田中は「初めての出場なので、チーム全体で勢いを付けていきたい」と抱負を述べた。

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