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Tuesday, October 6, 2020

トランプ夫妻がコロナ感染 大統領選はバイデン氏有利で“最後の手段”?〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

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 1日に公表されたロイター/イプソスの世論調査によると、トランプ氏は民主党のバイデン候補に9ポイントのリードを許している。国際ジャーナリストの春名幹男氏は言う。 「トランプ氏は今後、激戦区のフロリダ州やノースカロライナ州で集会を開き、票の掘り起こしをする予定でした。それができなくなったことでトランプ氏の打撃となることは間違いありません」  感染が明らかになる前には、側近のホープ・ヒックス大統領顧問(31)の陽性が発覚していた。  元モデルのヒックス氏は、2016年の大統領選でトランプ陣営の広報担当を務め、トランプ政権でホワイトハウスの広報部長となった。18年に辞任したが、今年3月に大統領顧問として復帰。トランプ氏の側近の中で最も信頼されている一人とされる。  そのヒックス氏は9月29日、討論会が行われたオハイオ州で大統領専用機を降りる時にマスクを着けていなかったところを撮影された。コロナを軽く見ているかのような行動で、トランプ氏のマイナス材料になりそうだ。トランプ氏自身も1日に、「パンデミックの終わりは見えてきた」と発言している。

 投開票日まで1カ月という時点での感染発覚で、崖っぷちに。だが、税金逃れなど数々の疑惑をかけられているトランプ氏は大統領の座に固執している。そこで、当選に向けて“最後の手段”を使うのではないかと危惧されている。前出の春名氏は言う。 「トランプ氏は、郵便投票が不正につながるとして、自らの支持者に『投票所に行き、注意深く監視を』と呼びかけています。これは有権者に対する脅しで、投票率が下がる可能性があります」  6月には郵政公社の総裁にトランプ氏の支援者が就任し、郵便を仕分けする機械の稼働時間を減らした。 「経費削減で投函した票が投票日までに届くか不安視されています。米国では今、公正な選挙ができるかわからない状況なのです」(春名氏)  コロナはトランプ氏を襲ったが、米国の民主主義も危機的状況だ。(本誌・西岡千史) ※週刊朝日  2020年10月16日号

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